「木目金」とは色の異なる金属を幾重にも重ね合わせたものを、丹念に彫って鍛え、美しい木目状の文様を作り出す日本独自の金属工芸技術(および作品)です。
「木目金」はその美しい木目状の文様より下記のとおり分類することができます。
秋田木目金(秋田杢目金)
豫州松山住
秋田正阿弥系
鐔 / 金 銀 赤銅 銅
江戸時代中期

伊予木目金(伊予杢目金)
豫州松山住
正阿弥盛國
鐔 / 赤銅 銅
江戸時代後期

京木目金(京杢目金)
無銘
鐔 / 赤銅 銅
江戸時代

江戸木目金(江戸杢目金)
武州川越住
恒忠
鐔 / 四分一 赤銅 銅
江戸時代後期

江戸芝住
高橋興次
鐔 / 赤銅 四分一
江戸時代中後期

武州川越住
如風堂誠随
鐔 / 銀 赤銅 銅
江戸時代後期

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